プライベート空間づくり×自然あふれる外構
施工期間：約１ヶ月半
施工のポイント
今回ご依頼は建物の建て替え工事にあわせて外構もやり直したいというご希望でした。もともと作成していた外構も生かしながら建物の雰囲気にあわせて「洋」と「和」が中和するデザインになるようプランを計画していきました。お客様の一番の希望であるプライベート空間を確保するために来客エリアとプライベートエリアがわかれるようにしました。
目隠しでは天然木フェンスを採用しました。ただ目線を隠すだけではなく植栽とのバランスをみて単調にならないよう計３箇所にわけて設置していきました。メンテナンスのことも考え、板は天然木、柱はアルミ材質の商品で計画しています。
門袖壁には自然石の小端積みを高さ違いに計画することで、目隠しの圧迫感を減らし自然な抜け感がでるようにしています。抜けた箇所には植栽を植えることで来客者の目を楽しませてくれます。
アプローチは自然石の浮遊階段で仕上げています。小端積みの門袖壁に負けないよう蹴上げ部分にも自然石を使用し、重厚感のあるデザインにしました。途中２箇所に照明を計画することで夜間でも足元を照らしてくれます。
プライベート空間の中庭は既存のアプローチをレンガ敷きでつなぎました。レンガもただ真四角に敷くのではなく端をジグザグにすることでナチュラルな雰囲気になるようにしています。天然木のウッドデッキは建物の柱箇所と既存であった植栽箇所をくり抜き、間口・出幅を目一杯広く利用できるようにしました。暖かくなってきたら中庭を眺めながらウッドデッキでお茶をするのもいいですね。
存在感のあるシャッターゲートは塗装仕上げにしています。柱は既存の花壇を一部解体し埋め込みました。こうすることでシャッター間口を広く使えるので限られた空間を最大限有効活用できます。車は毎日の生活に欠かせないものなので少しでもストレスなく使用できるよう工夫しました。
植栽は弊社にお任せいただけたので四季を楽しめるものから実がなるもの、香りがするものなどをふんだんに取り入れています。工事は終わりましたがお客様がこれからの生活をより楽しめるお庭になれれば嬉しく思います。
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